人生最後の食事に何を食べるかと尋ねられたら迷うことなく「カレーライス」と答える。それぐらい好きだ。東電本店近くに、入社以来通っているカレー店がある。並盛り530円。(中略)「カサブランカ」のハンフリー・ボガードは私の憧れの人物だ。酒場で一人グラスを傾けるしぐさ。これぞハードボイルド。私は表舞台より裏方仕事の方が性に合っている。こんな点で共通するかといって、カレーをかきこむ私がボガートにどこか重なるかといえば、ちょっとおこがましいだろうか。
そんな、そんな。カレーライスを一人で食べる男こそが現代ニッポンのボガートですよ。
東京電力にはハードボイルド派の経営者が多い。平岩外四氏もチャンドラーが好きだった。伝統は連綿と受け継がれているのだ。
グルメとやらにかまけている男は、軟弱だと思う。「カサブランカ」のボガートを見習え!
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